皆様はふだん六曜を気にすることはありますか?
六曜とは、日の吉凶に関する民間信仰で、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の六種の日のことです。
冠婚葬祭や引っ越しなどではよく意識されていると思いますが
不動産売買取引でも向いているお日柄があるとのことです。
1番はやはり「大安」。「大いに安し」という意味で大きな害がない日とされ、
不動産売買取引にも終日向いているとされています。
2番は「友引」。「友達を引き込む」という意味であるため結婚式などのお祝い事には最適ですが、
お葬式などには向かない日です。
不動産売買取引では朝晩は吉、昼は凶となるとのことです。
3番は「先勝」。「先回りして行動するとよい」とされている日で、午前中は吉、午後は凶となるので
不動産売買取引は午前中がよいとのことです。
若い世代など最近は特に気にされない方もいらっしゃるでしょうが
大切な取引を行うのですから、できれば縁起の良い日を選びたい
縁起の悪い日は避けたいと思う方もたくさんいらっしゃると思います。
とはいえ、不動産売買取引では特に決済して引渡しをする日は金融機関の関係で平日である必要があり、
実際は縁起のよい日にちよりも都合がつく日を優先して取引日を決めることも多いと思います。
縁起を気にするあまり相手側の信頼とタイミングを逃しては本末転倒ですから
無理をせずに可能な範囲で縁起を担ぐことができればいいですね。