暑い夏が終わると、秋がやってきます。
『食欲の秋』『芸術の秋』『スポーツの秋』など、様々な名称で呼ばれるあの秋です。
四季の中でも比較的にすごしやすい季節なので、秋を楽しみに思う人も多いのではないでしょうか?
ちなみに私は、『食欲の秋』推しです^_^
ということで勝手ながら、なぜ秋に食欲が増すのか、理由を紹介します。
過ごしやすい気候
秋に食欲が増すのは、過ごしやすい気候が影響していると考えられています。
夏はうだるような暑さから、食欲不振や夏バテなどになる人が多いです。
秋になると涼しく過ごしやすくなるため、夏バテで低下していた食欲が回復してきます。
そのため、秋は食欲が増したように感じるのです。
旬の味覚がたくさん
旬を迎える味覚がたくさんあることも、秋に食欲が増す理由の一つとして挙げられます。
実りの秋と言われるように、9月~11月は栗やサツマイモ、ブドウや梨などたくさんの食材が旬を迎えるようになります。
美味しい食材が出回る季節なので、食欲が増すのは仕方がないことかもしれません。
セロトニンの分泌量が減る
幸せホルモンとして知られるセロトニンは、満腹中枢を刺激して食欲を抑える働きがあり、日照時間に応じて分泌量が増えます。
夏に比べて、秋は日照時間が短くなるため、セロトニンの分泌が減少します。その影響から、秋になると食欲が増すとも言われています。
人間は、体内のセロトニンが減少すると、トリプトファンという栄養素を欲します。
トリプトファンは肉類やチーズなどの食べ物からしか摂取できないため、必要な栄養を補うため食欲が増していくのです。