コロナウィルスの感染拡大を受け、
大規模な自粛要請が出た週末の首都圏ですが
強い寒気が入り桜が満開の中に季節外れのなごり雪が降りました。
自宅でじっとしているには都合のいい雪だったかもしれません。
なごり雪とは、雪の降らない地方ではこのように春に降る雪のことを
いうようですが、雪国では冬の間に降り積もった雪が
春になっても残っていることをいうそうです。
わたしの故郷も雪国なので、確かに地元にいた頃は後者の認識だったなぁと
思い返しました。4月になっても雪が降ることは珍しくなく、
卒業式はもちろん、入学式も雪だったこともありました。
なごり雪は気象用語ではなく、気象用語で対応する言葉は
春に向かって最後に降った雪のことをさす「雪の終日(しゅうじつ)」
だそうです。
コロナウィルスによるこの世の中の混乱も
一日も早く「終日」をむかえてほしいです。